今注目の介護予防資格
関連資格を取得してスキルアップ
サルコペニア・フレイル指導士
健康寿命の延伸やフレイル予防に向けた取り組みに関わる際に、おすすめの資格としてまず挙げられるのが「サルコペニア・フレイル指導士」です。2020年4月から75歳以上を対象にしたフレイル健診が実施されるようになり、国としての取り組みも強化されている状況です。フレイル予防に関する情報を広く知ってもらうためにも、多くの専門家が求められているんですね。そんな中できたのが、サルコペニア・フレイル指導士という資格です。高齢者が自立して暮らせる期間を延伸するために、サルコペニアやフレイルの評価方法や専門性を活かした適切なアプローチ、多職種と連携しながらの指導介入計画の立案など、あらゆる知識やスキルを身につけることができますよ。
資格制度の目的は、地域包括ケアを支援する上で必要不可欠な機能評価を包括的に実施し、その結果に基づいた適切な指導を行える人材を育成することです。日本サルコペニア・フレイル学会が認定を行っており、この資格があれば十分な臨床経験を有するメディカルスタッフとしてあらゆる現場で活躍できますよ。比較的新しい資格ですが、需要は非常に高いといえるでしょう。以下に、日本サルコペニア・フレイル学会の公式サイトを紹介します。こちらも参考にしてくださいね。
その他のおすすめ資格
サルコペニア・フレイル指導士以外におすすめの資格としてまず挙げられるのが「介護予防運動指導員」です。専門知識に基づいた介護予防プログラムの立案、筋力トレーニングや転倒予防体操などの指導・評価に関する知識とスキルを身につけることができますよ。介護予防運動指導員になるには、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所の指定する事業者が行っている介護予防運動指導員養成講座を受講する必要があります。この講座を受講後、修了試験に合格すると正式に登録証が交付されますよ。
次に紹介するのは「介護予防指導士」です。介護を必要とする人だけでなく、健康な人も対象とした介護予防指導について学べます。具体的には、筋力訓練指導やストレッチ、転倒予防、栄養ケア、口腔ケアなどの指導に関する知識を身につけることができますよ。介護予防指導士になるには、特定非営利活動法人日本介護予防協会が行っている講習を受講する必要があります。
「介護予防運動トレーナー」もおすすめの資格です。安全かつ効果的な運動プログラムを提供するための知識とスキルが身につきますよ。高齢者施設だけでなく、介護予防事業関連施設やフィットネス施設などで働く際にも役立ちます。介護予防運動トレーナーになるには、一般社団法人メディカル・フィットネス協会が行っている講習会を受講し、認定試験に合格する必要があります。
今こそ読みたい!注目の情報はコレ!
今注目の介護予防資格
フレイル予防に携わりたい介護職におすすめの資格として、「サルコペニア・フレイル指導士」「介護予防運動指導員」「介護予防指導士」「介護予防運動トレーナー」を紹介します。ぜひ取得を目指してくださいね。
